みんなのアイアンマン
普通の男女6人が オーストラリアでアイアンマンになるまでの 実録ストーリー
1. Shinji

アイアン・リーマン、シンジの場合
シンジは倒れていた

それはただの軽いノリだった
飲み会の席で、友人からトライアスロンをやらないかと提案を受ける。
それに戸惑いながらも、トライアスロンに挑戦することに。

自転車に乗り始めても、坂道で息切れする。
続けられる自信がなくなり、挫けそうになる。
しかし、大会まであと1ヵ月を切った頃には、
友人たちと共に日々練習を積み、自分自身の限界に
挑戦する強い気持ちが芽生えていた。
デビューはほろ苦かった
ついに初めてのトライアスロン大会に臨むが、、

その後、村上トライアスロンや新島トライアスロンでリベンジを果たす。
そして、トライアスロンがより楽しくなっていく。
そこにあの悪夢がやってきてしまった
トライアスロンの調子に乗ってきたところで、、

アイアンマン・ケアンズへの挑戦が近づいていく中で、
自信と不安が入り交じる
結局シンジは、アイアンマン・ケアンズの
スタートラインに立つことができるのか
ある人物との出会い
そんな時、ある人物と出会う

師匠のゴトウとシンジの師弟関係が結ばれる。
1年間のトレーニングの果てに、
オーストラリアのレースに挑戦
そしてついに、ケアンズでの悪天候の中、
226kmのアイアンマンレースが始まる
2. Noriko

アイアン・ギャル、ノリコの場合
ノリコは泣いていた
ノリコは東京マラソンを走っていた。
そのレース中に何故か泣いてしまう。

スポーツ好きだが、走るのはイヤ。
元々は高校の時から水泳の選手。
それでも何故か走り始める。
フルマラソンに初挑戦した時の思い出が蘇る。
スイムで鍛えた素晴らしいプロモーション。
ダイエットのために走り始めた。
ただ、長距離走ることのつまらなさに耐えられない。
ノリコは丸の内に勤める普通のOL
丸の内のアパレルに勤めるノリコは、
週一の女子会はやめられない。
焼肉、お寿司、フレンチが定番だ。
そんなノリコが、一冊の本と出合う。
高橋尚子を育てた、小出監督のマラソン指南本があった。
それは一定のペースで走り、後半ほんの少しペースを上げるネガティヴ・スプリットが基本の考え方が書かれていた。
ノリコがこのやり方にハマり、徐々に一定のペースで
走れる速度が上がるようになる
体質改善でフルマラソンに挑む
女子会には美味しいものが欠かせない
ノリコの食メソッドによって、グルテンフリーで
タンパク質を摂りながら美味しいものを楽しめることがわかる
運動後のタンパク質摂取により筋肉が回復し、体調も良くなる
グルテンフリー生活により、アレルギー体質の原因が解明され、
体調の調子が良くなった
次にノリコが泣くのは、、
目標達成に向けて練習と食事に気を使い、
東京マラソンに挑む
最後まで目標のペースを守り、
涙を堪えてゴールを切る
ゴールテープを切った瞬間に涙と嬉しさ、
達成感に包まれる
そして、二度目に泣く日が来るのは…?
3. Harada

アイアン・シャチョー、ハラダの場合
ハラダは飲んでいた
俺はドンペリしか飲まん!
ハラダは外資系IT企業の社長で、ビジネスでの成功や接待の席でドンペリを飲むイケてる経営者。しかし、彼のもう一つの顔はトライアスロン大会への出場で、世界中を転戦している。
ハラダがトライアスロンにハマったきっかけは、同業のイケてる社長たちの影響であり、マラソンよりも尊敬される存在である。
しかし、最初に自転車を買ったものの、彼のトライアスロンの道は順風満帆ではなく、事故や故障、膝の怪我などの数々の壁にぶつかっていく。
それでもハラダは諦めずに練習を重ね、足りないものを補完するためにトライアスロン仲間と協業する。彼はトライアスロンを通じて得た生きる力をビジネスにも活かすことに成功した。
トライアスロンはお金がかかるスポーツだ
トライアスロンってお金がかかるんですね。何が高くてそれにいくらくらいかかるんですか?
最低でもエントリーモデルのロードバイクで10万円以上、競技用のTTバイクだと最低30万円からだよ。カーボン素材だと50-60万円くらいにもなるし。それ以外にもウェットスーツやウェア、装備類が必要だね。
それに大会開催場所がリゾート地だから、宿泊費や移動費も高くつきますよね
でも、たくさんお金をかけてやれば、セレブ感やスピード感を味わえるのが魅力的だね!!
確かに、そういう魅力もありますね!
(このひと、KYだけど悪い人ではないのね。。)
4. Matsui

アイアン・パパ、マツイの場合
マツイは寝ていた
マツイは、普通のサラリーマンだが、今時のイクメンである。
平日でも家事をこなし、子供の面倒を見る彼だが、
走ることも欠かさない
毎日眠気と戦いながらも、走ることでストレスを発散し、
健康的な生活を送っている
彼にとって、走ることは忙しい日々を乗り切る
ための唯一の休息でもある
その時間管理術は、、
マツイは自分に課したアイアンマンに向けた練習を、
家庭と仕事の合間にこなしていた。
しかし、その練習量は非常に過酷だった。
週に40km走り、4km泳いで、200km自転車に乗る
という練習は、毎週続けるには至難の技だった。
そんな中でもマツイはあきらめずに積み重ねていた。
ある日、マツイは疲労困憊になり、ついつい
練習をサボってしまう。
その結果、数日間練習を怠ってしまった。
その後、マツイは周りの人たちの励ましや自分なりの
工夫をして、再び練習を続けることに成功。
あきらめず、コツコツと努力を続けることが
大切なのだと気づいた。
パパの背中
妻と息子をケアンズ・アイアンマンに
連れて行こうと思っている
準備するものが多くて大変だ
息子がまだ理解できる年齢ではないし、
妻も長く応援できないかもしれない
でも、自分の父親としての背中を見せたい
という気持ちがある。
パパでもアイアンマン
トライアスロンの練習に苦しむマツイ
マツイが週末に練習に参加する
友人たちとの最後の練習に挑む
全員で自転車で山中湖往復200km以上の練習をする
マツイはトライアスロンやっていて良かったと心から思い、
アイアンマン完走を目指す意気込みを新たにする
5. IO
アイアン・オタク、イオの場合

1. イオは、アイアンマン競技中にカメラを回している
2. アイアンマン・ケアンズのスイム・スタート前、トライアスロン仲間たちの意気込みを撮影している
3. テクノロジーの進歩により、トライアスロン競技中の映像・データ取得が容易になっている
4. GPSウォッチを使って、位置情報やスピード、心拍数などを記録することができる。
デジタル・オタクとスポーツ?
1. イオはビデオのケーブル集めが趣味で、イオと呼ばれるように。以降、電子機器・ガジェット好きになる。
2. 自転車競技を始めてからは、カメラ計3台、360度カメラ、ヘルメットにアイビューカメラ、水中のカメラまで。競技中はGPS、ケイデンス、心拍数、ストローク数、ブレ、JINS MEMEまで装備。
3. データから最適な練習方法やレースのメソッドを編み出したり、身体状態の計測、健康管理に役立てることができる。
4. 大抵の人が痩せる為やエクササイズの為にランニングや自転車をするが、イオは自身のデジタル・オタク趣味も兼ねて競技を楽しんでいる。
ジョギングはダイエットにならない
1. イオはランニング時に1時間あたり800kcalのエネルギーを使用する。
2. 1時間の運動での脂肪低減はわずか50gしかなく、残りの体重減少は水分損失によるもの。
3. イオはトライアスロンで1週間に週5日の練習をし、月間で25,000kcalのエネルギー消費をしているが、体重に変化はない。
4. 運動によって筋肉質になるため、通常生活での代謝が高まることで、痩せやすい体を手に入れることができるという。
人生とは自転車のようなもの

1. イオはトライアスロンにおいて、走り続けること自体が人生の意味だと言う。
2. トライアスロンは自己陶酔型のスポーツであると考えられる。
3. しかし、人生という旅路においても自分自身の進む方向やペースを決め、走り続けることが重要である。
4. 人生とは自転車のようなもの、止まれば倒れるが、進めばきっと何か新しい発見があるだろう。
6. BK
アイアンマンへの旅立ち
1. 会社にいるとハラダから電話があり、ケアンズ線の当日欠航が発覚する。
2. 30分以上繋がらないジェットスターに電話をかけるが、振替は土曜着しかなくレースに間に合わない可能性がある。
3. 友人と共に情報収集をしていく中で、やる気を取り戻す。
4. 最終的にはメルボルン線で行くことに決め、着くまでがアイアンマンとなる。
家路につく
1. 僕は家族とトライアスロンについて揉めていた。
2. 家族に配慮しながら練習し、妻や子供たちとの関係を大切にしてきた。
3. 欠航で家に帰ることができ、家族との時間を再び大切に思えた。
4. 家族との絆が強まり、トライアスロンを楽しむことと家族を大切にすることは両立できるのではないかと感じた。
旅に出る前の葛藤
1. 手続きが済んで、いよいよ旅立つ日となった。
2. しかし、心の中には旅行先よりも家にいたいという気持ちがあった。
3. 家族と過ごす時間が恋しくて、なかなか荷物の整理に手がつかない。
4. でも、この旅行が自分自身を変えるきっかけになるかもしれないと思い、勇気を出して飛び立った。





























